マリークワント展
2023.01.31
こんにちは。
アシスタントきゃんちゃんです。

あっという間に1月も終わりですね。
「行く1月、逃げる2月、去る3月」とは言い得て妙!と謎の感動に包まれています。

年明けから学びの機会を多く頂戴し、
出来ることを増やし、丁寧に磨いていこうと気持ちを引き締めております。
今回は、学びの意欲を新たにしてくれたマリークワント展についてレポートさせていただきます。



先日、Bunkamuraで行われていたマリークワント展へ行ってきました。
「デイジーが可愛いから」という、言わば軽はずみな気持ちで会場に足を運んだのですが、
序盤の展示から、雷に打たれたような衝撃を受けました。
直感で可愛い!とキュン心をくすぐるミニスカートや素敵!と思う制服が、
異色とされ時に皮肉扱いを受ける時代があったとは。
現代に当たり前にある様式にも、誕生の瞬間があったのだと大いに勉強になりました。

展示の中で、特に衝撃が大きかった文言が、
コスメエリアにあった“リップスティックは赤、ピンク、薄いオレンジ色、
アイシャドウは青、緑、パープルで、それ以外の色を誰も取り入れようとしなかったのです”。

日々、“ニュアンスカラー”の文字を多く目にしますし、
同じ赤でも少し違う色を悩みつつも選ぶ時間を楽しんでいる私には、信じられない文言でした。

月並みな言い方になってしまいますが、今のコスメってすごい!
ズラっと無数の色が並び、
それを楽しみながら吟味し自分に合う色を選ぶ・・・
この当たり前にしている行為が革新的であった時代があったなんて!

知る機会を持つことで初めて見える過去の歴史、過去と対比することで見える現代。
今回私が受けた新鮮な衝撃は、
美容に関わらず世界を長く見つめている方にしたら「何を今更?」なことかもしれませんが・・・。
何かを知ること、そしてそこで感じたことを大切にしていこうと思いました。


★アシスタントきゃんちゃん
「無知は余地」のマインドをベースに、雑多な脳みその育成に励み中。
コスメやブランドの歴史の他、気になる映画も年代広くチェックの日々です。


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